基本的にお客様それぞれの楽しみ方でのお食事でも良いと思うのですが、会食や接待となるとそうは行きません。
会で参加された相手を気持ちの良い形でお食事を楽しんでもらうために、最低限のマナーには是非とも注意しておきたいところです。
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高級中華で服装の決まりはあるのか?
基本的にどんな服装をしなければならないなどのルールはありません。
ただし、ラグジュアリーホテル内の中華料理店などの場合は、ドレスコードがあることの方が多いですし、基本的に利用用途は、記念日のお祝いや接待などが主になると思いますので、普段よりもキレイ目の格好、いわゆるスマートカジュアル以上の服装を心がけたいところではあります。
高級中華で注意しておきたいマナーとは?
基本的なマナーのみご紹介します。基本的にあまり気負いする必要がなく、ゆったりとした感じでお食事を楽しんでいただけるのが一番良いと思います。
1.円卓テーブルはドアから一番遠い席に主役や一番目上の人を座らせる。
円卓テーブルは、ドアから一番遠い席が上座になります。そのため、その日の一番の主役や目上の人をそこに座るように勧めます。
基本形は、そこから時計回りにドアの方に向かって下座になります。
お料理は、時計回りに円卓を回して取って行きます。この席順にすることで、目上の人からお料理を優先して取り分けをすることができます。居酒屋と決定的に違うのは、一人が取り分けるということをせずに、食べる人が自分が食べる分だけ取り分けることをします。
全員に行き渡った後に、主役や目上の人が食べ始めてから食べるようにします。
2.お皿に口をつけない。
日本料理の場合は、お吸い物などの汁物の場合、おわんに口をつけるなどがありますが、中華の場合はそれはしません。れんげと箸のみを使って食べます。お皿を持ち上げるなどは行いません。
3.次の料理は取り皿は新しいものを使う。
取り皿は、料理ごとに新しいものを利用します。勿体無いから一つのお皿でとは言わず、どんどん新しいお皿を使ってください。
4.盛り付けは崩さないようにする。
高級中華は見た目が美しく盛り付けられています。取り分ける際に、無闇にかき混ぜるなどは行わず、次の人も楽しめるようにします。
5.円卓は非常識な回し方をしない。
取り分けている最中に、回し始めたり、反時計回りに回し出さないようにします。また、倒れると中から液体が飛び出すような不安定なものは回し台にのせないでください。
6.麺類は音を立ててすすらない。
日本ではそば文化が根底にあり、麺類を音を立ててすすりますが、海外では音を立ててすするのはマナー違反になることが多いです。中国もその一つです。麺を一度れんげに取ってから食べると汁がはねにくくなります。
熱いスープもれんげにのせて冷ましつつ、口にするのがマナーになります。
7.点心系は食べやすいサイズにしてから口にする。
点心を口にする場合は、そのまま口に全部入れるのではなく、食べやすいサイズに箸で切り分けてから食べます。
ただし、この食べ方の場合、小籠包の場合はスープが全て流れ出てしまいますので、中国黒酢につけてかられんげにのせて、箸で穴をあけてからスープを一飲みしてから、刻み生姜をのせて食べると美味しいです。
参考:小籠包の美味しい食べ方とは?
まとめ
基本的に食事マナーは、より良い時間を過ごすためのものであり、不用意に構えるためのものではありません。
特に、接待やビジネスランチの場合は、相手に不用意に嫌な印象を与えてしまうことがその回の成否を分けてしまうことにもなりえます。
最低限のマナーを押さえて、実りある成果を手にしたいところです。
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